金と円 2010 9 26
「金と円」というテーマで書くのは、何回目でしょうか。
これで、3回目か、いや、それ以上か、わかりません。
日本人は、あまり考えていないでしょうが、
現時点では、世界の投資家は、金と円に逃げるしかないのです。
将来は、どうなるかわかりませんが、
現時点という時間軸では、安全資産は、金と円しかないのです。
だから、為替介入しても、効果は数か月もつか、不明です。
ドルやユーロあるいはポンドで、いつ大津波が発生しても不思議はないのです。
仮に、津波レベルでも、為替介入の効果はなくなります。
金は、1300ドルに達したというニュースがありました。
金は急落しても、また、じわりじわりと上昇していくので過熱感が出にくいのです。
この数字は、日本人が金を買っていない時点での数字です。
今のところ、日本人は、まだまだ、金に関しては「売り」が多いと思います。
円高は、結局、止められないかもしれません。
米国発円高、欧州発円高ですから。
この際、発想を変えて、円を実質的な基軸通貨にすると考えてはどうでしょうか。
そして、円を世界へ供給するということです。
金は、乱高下するかもしれませんが、円高基調は変わらないでしょう。
もちろん、為替介入を否定するものではありません。
痛み止めは必要です。